「これ一本で、根まで枯らす!」そんなフレーズは魅力的ではあるけれど、やっぱり除草剤は使いたくない。かといって、草刈機やバーナーを使うほど広範囲ではないし……。誰しもが気になるお庭の雑草、今回は薬剤を使わない防草、除草について考えてみましょう。
そもそも雑草って?
花は可愛いカタバミも、はびこると大変!
たとえば、黄色い花を咲かせるカタバミ。花姿は可愛らしいものですが、いざ我が家の芝生の間から顔を出そうものなら、親の仇のごとく除草にやっきになるでしょう。また、子どもの頃よく遊んだエノコロ草やペンペン草も、花壇の中ではたちまち「雑草」になってしまいます。つまり雑草とは、管理する人の意に反して生え・繁茂する植物と言えるでしょう。
雑草を生えにくくするには?
エノコログサも花壇では邪魔者?
平板や砂利を敷く前に、防草シートを
土を露出させないことで、雑草を抑制する手法としては、砂利を敷く、平板やレンガを敷き詰めるなどが挙げられます。業者に依頼するなら、インターロッキングやアスファルト敷きということもあるでしょう。施工後の美観にも優れ、ある程度DIYでもできるのが利点です。でも、これも時間経過とともに、砂利の隙間やレンガの目地などから雑草が生えてきてしまいます。
透水性はあるが、光を遮ることで雑草を抑制するシート
なお、土を露出させないという点で見ればグラウンドカバープランツを植えるという方法も考えられますが、芝生を例にとってみてもわかるように、これも雑草と無縁ではいられません。手入れを怠るとかえって厄介な事になりかねず、「防草」という点では劣るでしょう。
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